2013年 01月 20日
マークモビアス、エジプトを訪問して |
Financial Times 紙1/11/2013は、フロンティア投資で有名なマークモビアス氏がエジプトを訪問し、今後の新興国の可能性について語ったと報じている。同氏は12月上旬にカイロに行き、製薬会社などを訪問した。モリス大統領が強権的な政策を発表した時期ではあったが、カイロの状況は平常であったという。市内の道路も渋滞がひどく以前訪問した際よりもひどくなっているという。同氏は、状況は極めて通常であると感じたという。
この訪問で同氏が感じたことは、新聞などの見出しで暴力、混沌などが報道されていても社会情勢にはそんなに影響がないということである。危機や政権交代、動乱は、一方で可能性があるということになる。モビアス氏はエジプトの可能性について楽観的であるし、投資の機会を探し求めるという。同氏の投資方針は長期的視野に立っている。
しかし、モビアス氏がこれまで学んだことは、現場の状況に勝るものは無いということである。特にフロンティア国の場合はである。投資する全ての国、全ての会社に行くことは必要である。情報技術の発達で世界中で情報は共有できるが、時価に見聞することには敵わない。
エジプトの後はタンザニア、ルワンダ、ケニアを訪問する。これらの国々もエジプトと同様な問題を抱えている。高失業、インフレ、インフラ未整備、投資の必要性、腐敗の排除。しかし、これらの国々の成長は著しく、引き続き訪問すべきと感じたという。
IMFは向こう5年間の予想として、成長の著しい20カ国の内10カ国がサハラ以南のアフリカで、2つは北アフリカであるという。20カ国の中に西洋諸国は入っていないという。
(by エジプト株ドットコム)
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この訪問で同氏が感じたことは、新聞などの見出しで暴力、混沌などが報道されていても社会情勢にはそんなに影響がないということである。危機や政権交代、動乱は、一方で可能性があるということになる。モビアス氏はエジプトの可能性について楽観的であるし、投資の機会を探し求めるという。同氏の投資方針は長期的視野に立っている。
しかし、モビアス氏がこれまで学んだことは、現場の状況に勝るものは無いということである。特にフロンティア国の場合はである。投資する全ての国、全ての会社に行くことは必要である。情報技術の発達で世界中で情報は共有できるが、時価に見聞することには敵わない。
エジプトの後はタンザニア、ルワンダ、ケニアを訪問する。これらの国々もエジプトと同様な問題を抱えている。高失業、インフレ、インフラ未整備、投資の必要性、腐敗の排除。しかし、これらの国々の成長は著しく、引き続き訪問すべきと感じたという。
IMFは向こう5年間の予想として、成長の著しい20カ国の内10カ国がサハラ以南のアフリカで、2つは北アフリカであるという。20カ国の中に西洋諸国は入っていないという。
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by egypt-kabu
| 2013-01-20 22:30